宍道湖の夕日

宍道湖畔で夕日を見たことが3度ある。台北の夕日の名所淡水よりも数段すばらしい、宍道湖埋立地にある島根県立博物館は夏期は日没1時間後まで開館。石垣島で見る、西表島に沈む夕日もすばらしい。バーバーズポイントに沈むオアフ島の夕日もまた見事。アフリカのサバンナに沈む夕日を見てみたいもの。


中国語会話」2002年8月号より相原茂氏の文章。
「人間は知っていることを教えているだけでは、だんだん何かが衰え、崩れてゆきます。自分のうちに、荒野というか、未開を抱いていないと、生きることに面白みが欠如してゆきます。」


西鉄高速バスとバスセンターとの交信では「御安全に」のことばが交わされる。かつての炭鉱と同じ。


I need to make a collect call to Japan.


明月の出づるや五十一ケ条  松尾芭蕉


唐戸と門司港を結ぶ渡船は270円。窓はあかないため、境港や香港の渡船のような風情はない。乗ってみると九龍香港間の海峡より関門海峡がずっと幅広いことが実感される。夏目漱石は1900年に九龍香港間を下関と門司の間の海峡に似ていると日記に書いている。


知っているバスク人フランシスコ・ザビエルアンドレ・ザ・ジャイアント


鳥取県知事の2002年7月11日の講演からの抜書き。
「今、困っている人がいる。それを役所が助けようと思えばできるのに、そのあと、もっと同じように困った人が多数現れたときに助けることができないならば、バランスを欠く。ならば、今、困っている人を助けることは如何なものかという考えがある。これでいいのか?今、困っている人を何とかしよう、そのあとのことはそのときだと考えてもいいのじゃないか。」
三宅島の家屋再建に30億かかるとする。東京都は、このくらいの金の調達はできるであろう。しかし、恐らく東京都は、三宅島ではできても、23区ではできないのはバランスを欠くと考えているのではないか?このことは政策判断の問題だから批判しない。自分は三宅島に人が住むことは国土保全の面からも重要なことだと思うし、今、困っているのだからなんとかしてもいいのではないかと考える。ホテル税を年間10億見込んでいるらしいから、これを3年間、三宅島復興に使うということなら、自分は喜んでホテル税を払う。」
鳥取西地震のとき、個人の家屋の再建費用の補助をすることを決めた。それは、役所が補助する以外に方法がなかったし、被災者が最も求めていたからだ。個人の財産形成に税金を使うのはまかりならぬと言われたし、憲法違反とも言われたがつっぱねた。憲法第何条にそんなことが書いてあるかとも言った。橋や道路を国の手厚い補助を得て再建しても、そこに住む人がいなくなれば何もならないし、家屋の再建を助けなければ地域の崩壊を招きかねない状況だったからだ。」
鳥取県知事がホテル税の批判をしたところ、鳥取県のくせに生意気だという旨のメールが多数来たという。そして、東京都知事が支持率が高いらしいが、このような感覚の持ち主に支持されているのではないかと、11日の講演で本人が指摘していた。ドラえもんの中の名セリフ、「のび太のくせになまいきだ。」を思い出したが、このことば、人を傷つけることばではある。


王貞治の引退記者会見は新宿三越裏の在日中国人とおぼしき中年男が料理を作っていた中華料理店で偶然見た。男がじっとテレビをみていたのが印象深い。