2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧
九州方言研究会編「これが九州方言の底力!」(大修館書店 2009年)151ページの木部靖子氏の文によると、九州方言では室町時代の京都で[au] と表記、発音した開音を「オー」(砂糖、養子、正月、湯治)、 [eu] [ou]と表記、発音した合音を「ウー」(…
鞭炮 爆竹
インドネシアは自動車は左側通行である。 「日本歴史」741号に山形万里子氏「藩陶器専売制と中央市場」(日本経済評論社 2008年)の木原溥幸氏による書評紹介がある。
宮本太郎氏「生活保障」(岩波書店 2009年)に日本の生活保障の特徴が5つあげられている。 社会保障への支出は小さかった。 社会保障の支出が小さかったにもかかわらず雇用の実質的な保障によって格差が相対的に抑制されていた。 現役世代の生活保障が…
「週刊朝日」2010年1月29日号に「龍馬伝」の岩崎弥太郎が汚いと三菱グループ関係者がブーイングしているという記事があり、「NHKの取材を受けたグループ関係者の一人は、「弥太郎役にはハンサムな役者を起用してほしい」と、冗談半分でNHK側に…
密室 sealed room 栗本鋤雲は慶応3年8月から慶応4年4月まで駐仏公使だった。帰国後家禄を返上し小石川村大塚で農業に従事し、鋤雲と名乗った。
平成21年1月29日の東京高等裁判所の横浜市立保育園廃止取消請求控訴事件判決中の条例制定の処分性についての言及部分。「判例時報」2057号による。結局、公立保育所の廃止条例の制定について処分性を認めていない。 「仮に、行政庁の具体的な処分を…
面部護理というらしい。 杜甫の「詩聖」という評価は李白への「謫仙・詩仙」という評語と対応しつつ宋・元・明・清以後に形成・定着を見たもので、「詩聖」を基準に「詩仙」が配置されたわけではないと、松浦友久氏「漢詩」(岩波書店 2002年)で説明さ…
「葉隠」では地元の佐賀のことばを「御国口」と言っている。 講価 ねぎる
福沢諭吉「文明論之概略」では当時の日本を野蛮、半開、文明のうちの半開の段階とし、「農業の道、大いに開けて、衣食具はらずに非ず。家を建て都邑を設け、其の外形は現に一国なれども、其の内実を探れば不足するもの甚だ多し。文学盛んなれども実学を勤む…
週刊文春2010年1月14日号によると、蛯原友里(エビちゃん)、安田美沙子、宮崎あおい、陣内智則は同じマンションに住んでいるという。 中村久子氏「佐賀藩頭支配の様相―籠守助左衛門の支配について」(「部落史研究」4 2000年)で、籠守助左衛門…
初詣の人数などを警察調べということで報道されることがあるが、 あれは警察が個別に集計しているわけでなく寺社など当事者が集計したものを警察が集めて発表しているものである。つまり主催者発表である。当事者の意向で実際の数字は相当に誤差があるものと…
「学士会会報」880号による知識 牧原出氏「民主党政権の「大臣政治」と「財務省支配」」 イギリスでは第一次世界大戦後に現代的な二大政党制が登場する過程で、幹部公務員の省を越えた任用が進み、公務員集団の一体化が強化された。 葛西敬之氏「高速鉄道…
丸山真男著「「文明論の概略」を読む」中(岩波書店 1986年) 「智恵というものについて、私は一応こういうふうにレヴェルを区別してみます。いわば知の建築上の構造です。 information(情報)―knowledge(知識)―intelligence(知性)― wisdom(叡智)…
中田薫「徳川時代の文学に見えたる私法」(岩波書店 1984年、1956年創文社刊を底本としている)によると、金銭を借りることを「預る」といい、借金証書のことを「預り手形」という例が多く、「預り手形」は「借用手形」と異なり、弁済期日の記載がな…