江戸時代人づくり風土記47沖縄

沖縄に水牛が導入されたのは、昭和に入ってから台湾からである。
仲松弥秀氏によると、グスクは城ではなく、祖先の風葬された場所であり、神の居所の意味があるという。また、宮古八重山ではグスクのことをスクといい、対馬で神をまつる聖域の呼称であるシキ、シケの類語であると考えられている。更にグは石のことだそうだ。
沖縄音楽の代表的楽器とされる三線宮古に導入されたのは第二次大戦後だとのこと。しかしながら、宮古に古くからの音楽がなかったわけでなく、部外者が沖縄の音楽と考えているものが皮相な理解であることがわかる。
レとラのない琉球音階は沖永良部島が北限。ということは、その北の奄美大島は異なることになる。
以上、「江戸時代人づくり風土記47沖縄」から得た知見。 


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