従一開始

従一開始 当初から  従零開始 一から始める


福沢諭吉選集第7巻(岩波書店 1981年)の坂野潤治氏の解説によれば、福沢諭吉が明治8年の「文明論之概略」で、「富国」が「強兵」よりも重要であることを強調したときにあげた失敗例は中国であり、明治14年の「時事小言」で、「強兵」が「富国」に優先すべきと主張したときにあげた失敗例も中国であった。福沢諭吉にとっては、中国は単なるマイナスシンボルであって、自説の反面教師として勝手気ままな中国像を出しているにすぎなかったということである。福沢諭吉はそのときの日本をどうすべきかという強烈な問題意識で記述しており、中国観が変わったからそうしているわけではない。論説にはこのようなことは多くの場合あるように思われる。文字面で判断しないよう心してかかりたい。


喜納昌吉「花」は中国語訳では「花心」という。「花心」とは、移り気な、とか、浮気っぽいとかいう意味らしい。


上海の区県。浦東新区、黄浦区、滬湾区、徐匯区、長寧区、静安区、普陀区、閘北区、虹口区、楊浦区、嘉定区、閔行区、宝山区、松江区、青浦区、金山区、南匯県、奉賢県、崇明県。


「上海都市導遊」(復旦大学出版社 2001年)の口絵写真キャプション。この本は上海の観光ガイド向けの手引書であり、口絵写真は現在の上海の代表的観光スポットと考えられているものと思われる。
 上海外灘、南京路歩行街、上海豫園、東方明珠電視塔、黄浦江底観光隧道、南浦大橋、浦東新上海城、浦東国際機場、浦東国際会議中心、上海博物館、上海大劇院、浦東陸家嘴日景、浦東陸家嘴夜景、八万人体育場、上海馬戯城、金茂大厦。