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ドラクロワ

「天下御免」の最終回のラストシーンで、平賀源内ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」の女神の左で銃を持つ男ということになっている。


漢民族と異民族がはっきりと区別され、民族意識が明確に出てくるのは宋代以降のことで、それまでは漢民族であるか否かが正統性を保証するポイントにはならない、たとえば唐王朝の李氏の出身が問題になることはなかった。中国大陸を支配した者がとりもなおさず漢民族になるというくらいのゆるやかな考え方だった。井波律子氏「中国の五大小説上」(岩波書店 2009年)による。


「赤いハンカチ」は「第三の男」の翻案と言われている。確かにラストシーンは「第三の男」を思わせるが、他は「夜霧よ今夜も有難う」が、見ていれば誰でもこれは「カサブランカ」ではないかと思うほどの既視感はない。
「夜霧よ今夜も有難う」では、スターである裕次郎が「カサブランカ」におけるハンフリー・ボガートであるに対し、「赤いハンカチ」では「第三の男」の強烈なキャラクターであるオーソン・ウエルズになっていないし、ジョゼフ・コットンよりずっと存在感のある主役になっている。