レソト

戦前は大審院に45人の判事がいて、民事、刑事の上告事件を扱っていたところ、戦後、アメリカの指図で最高裁判所を内閣と同列に上げることとなり、当時の内閣が16人であったため、最高裁判所の判事は15人となり、これで行政事件、憲法事件も含め処理することになったということである。「法学教室」329号掲載の園部逸夫氏の発言による。同じ記事によると「逸夫」の「逸」は「独逸」の「逸」だそうである。


「月刊地理」2008年2月号の長倉美予氏「レソト山岳地の自然環境とソト人の暮らし」によると、レソトは全国土が標高1000メートル以上に位置する唯一の国である。


「月刊地理」2008年2月号の田原裕子氏「遊び、学び、働き、地域貢献するアクティブ・アダルト」に、田原氏が女子大在学中、共学の大学の地理巡検に参加し、川の中の岩の高さや幅を計るという課題に対し、女子大在学者が自ら川にはいり、岩によじ登ったのに対し、共学の大学の女子学生はボードを手に、記録係として岸に残っていたという回想がある。田原氏はこれを、女性という役割は男性がいるからこそ成立することを実感した瞬間であるとされている。


マチュピチュとは、老いた峰という意味らしい。世界遺産の遺跡はマチュピチュとワイナピチュ(若い峰)の間に位置する。