守りぬかれた伝統〜戦時中の有田焼

「草茫茫通信」創刊号の巻頭は尾崎葉子氏「守りぬかれた伝統〜戦時中の有田焼」である。ここでは戦争中、有田焼の職人らが供出金属に代わる鍋、コンロ、貨幣などの代用品を作ったこと、一方で非常時においても伝統の技術が絶えないよう配慮されたことが紹介され、平時の今、不況が有田から熟練の職人と技を奪いつつあると指摘されている。


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