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居酒屋の加藤周一

「居酒屋の加藤周一」(かもがわ出版 1991年)中の加藤周一氏の憲法第9条を守らなければならない主張の理由
憲法第9条にある国際的な紛争を軍事力によって、あるいは軍事力を用いた脅しによって解決しないということは時代の先取りである。国際情勢からいって、国際紛争を軍事力で解決することの可能性がだんだん減衰していっている。
○日本の国として国際的に他に誇るべきものがない。日本が国際社会で特に意味があるという個性は軍隊を使わないという憲法第9条にかかっている。
憲法第9条を放棄するということは軍備をするということになる。ある程度以上の軍事予算が使われれば必ず軍産複合体を生じ、それは政治的圧力となって、憲法第9条ができるまでずっと軍が政治に口をはさんできた日本では容易にコントロールすることができなくなる。