琉客談記

寛政8年に江戸に来た琉球謝恩使の随員に聞書きを行った「琉客談記」(改訂史籍集覧16)は、琉球使節が中国を訪れたときの見聞の記録である。この中で、西湖の風景を「最美なり」と評している。沖縄の珊瑚礁の海はこれにけっして劣らないと思うが、そこに住んでいる人にとっては、住んでいるところにない風景の美しさは格別のものなのであろう。ただし、幕末に沖縄に来訪した西洋人の記録にも意外に珊瑚礁の海の美しさについての記述はない。


レモングラスティーは山椒のにおいがする。