ビュルツブルグ

笹子トンネル(中央本線下り線)の東入口には伊藤博文の「因地利」、西入口には山県有朋の「代天工」の揮毫がある。


地方自治法第232条の3では、支出負担行為は法令又は予算の定めるところに従ってなされなければならない。しかしながら、熊本地方裁判所玉名支部の昭和46年7月10日の判決では、この条文に抵触する契約等の支出負担行為をなした場合においても、それは当然無効ではなく、代理人がその権限を越えて権限外の行為をなした場合に該当するものとして民法の一般原則に照らして、その法律効果を検討判断すべきものとされている。


いわゆる嫌煙権訴訟の嚆矢は、昭和55年4月7日に東京地方裁判所国鉄車両の半分を禁煙車にすること及び国鉄、国、専売公社に損害賠償の支払を求めたものであった。結果は棄却された(昭和62年3月27日 判例時報1226号)が、今になると、損害賠償はともかく、国鉄車両の半分を禁煙車にすることとは、隔世の感である。
なお、棄却の理由は、たばこによる害は適切な選択により回避できるということとその被害は一過性であり、受忍限度の範囲を超えるものでないというものだった。


ドイツのロマンチック街道の北の起点、人口13万人のビュルツブルグには市電が走っている。日本でこの程度の規模の都市で市電が走っているところはない。高岡でもこれより多い。


「あこがれのハワイ航路」の作曲者、江口夜詩と「下町の太陽」の作曲者、江口浩司は親子である。