清明上河図

オールコック「大君の都」に、1859年の 上海の描写がある。そこでは、上海の急速な発展と中国人の流入が記載されている。もともと居住していたヨーロッパ人が中国人によって押し出されそうになっているともある。また、香港についても中国人が住みついて、ビクトリアピークをも家々で覆いかぶそうとするいきおいであると記録している。香港については、分別のある人なら、中国の沿岸のどこに住んでもよいといった場合にはけしてここに住居を構えようとしないであろうと、夏の酷暑を表現している。


清明上河図」がどこを描いたのかについては、江南説や開封説や架空説などがあるという。


黒輪とは台湾でオデンのことらしい。オデンを閩南語読みで漢字にしているものらしい。周達生氏「世界の食文化2 中国」(農山漁村文化協会 2004年)による。この本によれば、サソリを食べるのはもともと北方の習慣で広州で普通に売られるようになったのはここ数年のことらしい。