春の水山なき国を流れけり

春の水山なき国を流れけり 与謝蕪村


Have you come to a decision? 決めましたか?


県史、市町村史は函入りが常であるところ、店頭でならぶ専門書は函入りが随分少なくなった。コストを少しでも下げ、価格を抑える趣旨であると思われる。県史、市町村史についても、書店店頭で売るつもりならもちろんのこと、書店ルートでの頒布を行わない場合もまた、函入りの装丁はやめてよい。この種の本の主たる購入先である図書館ではどうせ、函を取り除いて保存するわけだし、出費多端の折、外見の費用に充てる予算があるなら、中身の充実に充てた方が良い。と思っていたら、次のような記述があった。
http://www.iwata-shoin.co.jp/backnews/ura/ura0245.htm


生まれてすぐ重度の難聴と診断を受けた子が、言語聴覚士の療育を受けて、周りの声や音に反応するようになる様を見たことがある。また、同じような診断を受けた子が、学校にはいるため、療育施設を卒園する際に、見事な挨拶を話したのを映像で見たことがある。感動的な場面だった。感動しているだけではだめなのだが。
新生児の聴覚検査で、OAEでは正常となるのにAABRでは要精密となるケースが現にあるらしい。これは困ったことじゃないか?AABRで要精密検査となった場合、精密検査で難聴と判断されるのは半分程度とのこと。乳児が中程度の難聴であっても、成長とともに正常となるケースがしばしばあるとのこと。これらのフォローアップも重要。


Shall I have him call you back?  あとで電話させましょうか?


法学教室」2002年9月号、道垣内弘人氏の巻頭言。
「話は、突然のように、学生のみなさんのゼミ報告やレポート、さらには試験答案のことになる。私が心配しているのは、これらがあまりにも全点無難主義に陥っていないだろうか、ということである。(中略)学習の過程では、それも仕方がないことがある。最初から全点豪華主義を目指すと、独りよがりになりがちである。しかし、一点ぐらい何とかしたい、何か参考文献に書かれていない視点を示したい、と思う気持ちは重要である。試験においても、講義担当者の説を十分に理解したうえで、それを何とか批判してやろうという野心がほしい。そうしないと、あなたにとっての法学は、暗記物であるにとどまり、知的な刺激に富むものとはならない。論理的な思考能力を高めることもできない。せっかく力を入れた一点なのに、不適切さを指摘され、論理は破綻し、結局、全点が貧弱だということになってしまうかもしれない。しかし、この次に頑張ればよい。そのために力を蓄えればよいのである。」


伊良部島の酒「豊年」を飲む。週末の泡盛はうまい。いつ飲んでも泡盛はうまい。